製造造船事業部 – 株式会社NCGroup

大きなモノづくりの中の小さな力

製造造船事業部は地元の一大産業である造船業やその他関連製造業務を行っております。私どもの地域には建造量日本一の今治造船様の丸亀の事業本部で加工工場があり、地域経済に無くてはならない存在となっております。私どもも微力ながら造船事業に参加させていただき、少しでも地域産業に貢献できればと考えております。

特定技能外国人の受け入れ

業界の現状・特定技能の役割

高い精度を求められる溶接作業や鋼材加工など、専門技術を要する作業を担う人材が不足しています。特定技能外国人の導入は、この課題を解決する大きな一歩となっています。そこで国内外の造船需要に応えるため、質の高い生産体制を維持する必要があり、即戦力となる技能者の受け入れが重要視されています。
特定技能外国人は、溶接、塗装、組立、検査など、造船に欠かせない工程で重要な役割を担っています。彼らの技能と勤勉さが高品質な製品の維持に寄与しています。

特定技能外国人の声

仕事の楽しさと成長実感

「造船に必要な技能を学ぶのはとてもやりがいがあります。先輩が丁寧に指導してくれるので、自分が成長していると実感できるのが嬉しいです。」
「大きな船の一部を自分が作っていると思うと誇らしい気持ちになります。母国の家族も私の仕事を誇りに思ってくれています。」

日本での生活について

「日本はとても安全で、生活しやすいと感じています。休日には友達と観光に行ったり、日本文化を学んだりするのが楽しみです。」
「最初は日本食に慣れませんでしたが、最近はカレーライスや焼き鳥が好きになりました。地元の方とも仲良くなれて、すごく嬉しいです。」

将来への目標

「もっと技術を磨いて、将来は母国で造船関連の事業を立ち上げたいと考えています。」
「資格を取り、日本でもっと責任のあるポジションに就きたいです。」

言語の壁

「日本語が難しく、最初のころはコミュニケーションに苦労しました。」
「技術的な用語が分からず、仕事に時間がかかることがありました。」

仕事の厳しさ

「作業が体力的に厳しいと感じることがありますが、少しずつ慣れています。」
「長時間労働の日もあり、もっと休息時間が増えると嬉しいです。」

文化や慣習の違い

「仕事の進め方や上司との関係で最初は戸惑いましたが、今では慣れてきました。」
「母国の文化と異なる部分が多く、最初はストレスを感じました。」

特定技能外国人の受け入れは、製造造船業における人材不足を補い、業界の競争力向上に貢献する重要な取り組みです。当社では、日本語研修の充実や生活支援の強化、キャリアパスの明確化を進めることで、外国人スタッフが働きやすい環境づくりを目指しています。これからも多文化共生を推進し、製造造船業界の発展に貢献してまいります。